ZEHについて【第3段】
「ZEH(ゼッチ)に太陽光は必要?」なのか。にフォーカスをあてて
今回はご説明していきたいと思います。
【第1段】→「ZEH住宅って何?」
【第2段】→「ZEHの種類」
長ったらしく書いても、何がなんだかわからなくなると思いますし、私自身がこういう調べる系の記事を見るときに「結局どうなの!?」と思うタイプなので、もう結論を先に言ってしまいたいと思います(笑)
結論からいうと・・・
「太陽光発電設備」は「必要」です。
色々テレビやネットで「太陽光は乗せない方がいい」という話を耳にしたことはあるかもしれません。
もちろん、デメリットはあります。
ですが、今回は「ZEH住宅」にフォーカスを置いて、
必要の可否を説明していますので、太陽光の良し悪し、に関しては、また別の記事でご説明できる機会を設けられればと思います。
1.ZEHにするための必要な設備
まず、マイホームを「ZEH」にするためには、必要な設備が3つあります。
①断熱設備
・気密性の高い窓
・高い断熱性能のある断熱材
家の断熱効果を良くして、冷暖房の使用を少なくすることで、
エネルギー消費量を減らす。
②省エネ設備
・LED照明
・高効率の給湯システム(エコキュートなど)
・省エネ性能の高い、冷暖房設備(エアコンなど)
・省エネ性能の高い、換気システム
省エネ設備を導入することで、電力の消費量を減らす。
③太陽光発電設備
エネルギーを創り出す設備
ZEH住宅は、
家で使うエネルギー①②と、家で創るエネルギー③との収支をゼロ以下にする住宅のこと。を指しますので、エネルギーを創り出す設備は欠かせません。
2.太陽光でないとダメなの?
上記で、太陽光設備は必要です。とお話しましたが、
太陽光発電設備を設置しないといけない。というより、
ZEH住宅は、”創り出すエネルギー設備”が必要になるので必要です。
という結論になります。
では、太陽光発電設備の他に、なにかエネルギーを創り出す設備はないのでしょうか?
答えは、「あります。」
太陽光設備は『再生可能エネルギー』(略称:再エネ)と呼ばれています。
化学燃料などの限りあるエネルギーとは違い、地球温暖化の大きな問題になっている温室効果ガスを排出せず、自然界に存在するものから永久的に生み出せるエネルギーのことを指します。
代表的なものだと、
・水力発電
・風力発電
・地熱発電
・・・などが挙げられますが、
これは個人が簡単に導入できるような代物ではありません・・・。
太陽光発電設備が推奨されている大きな理由としては、
”設置の容易さ”と”価格の安さ”
売電単価が40円台だった頃と比較すればパネルの価格自体も半額以下になっており、導入コストのハードルは下がりました。
とはいえ、100万円程度の初期費用はかかりますから、それを「安い」と考えるのか「高い」と考えるのかは、自分自身です。
太陽光でないとダメ。というより、
いま時点で、個人で導入できるコストパフォーマンスの高い「エネルギーを創り出す設備」は『太陽光しかない』んです。
さらに、一時期ニュースで話題になった
東京都の太陽光パネル設置義務化。
令和7年(2025年)4月から、一部の大手住宅供給業者(ハウスメーカー)が手掛ける新築住宅を対象に、太陽光パネルの設置義務化が決定されました。
新築建築物が対象で、既存の物件は対象外です。
設置義務者である供給事業者(ハウスメーカー)が、注文住宅の施主などや建売分譲住宅の購入者などとともに、建物の環境性能の向上を推進していくための制度として、策定されました。
ニュースでも賛否が分かれ、未だに議論が継続していますね。
色んな意見がありますが、私個人の意見とすると、そもそも太陽光パネルを設置しても屋根の面積が少なかったり、載せられるパネル枚数に制限が多く、リスクの高い東京都が、太陽光パネルの義務化に踏み出した、ということは、この先、少しずつ東京都の義務化の様子を見ながら、他の都道府県の義務化も加速していくんじゃないか、と思います・・・
2023年に太陽光パネルを設置する東京都民は、最大50%の導入補助金が出ますから、小池都知事がいかに力をいれているのかが伺えます。
3.どんなメリットがあるの?
出典:東京都環境局
「太陽光発電設備 解体新書~太陽光発電の”クエスチョン”をひも解く~」
1⃣ 経済性
毎月の光熱費が削減できます。
・太陽光発電している日中の電力は、優先して自家消費に利用できます。
・自家消費しても余った電力は、売電することができます。
2⃣ 環境保全
CO2(二酸化炭素)削減に貢献します。
・4kWの太陽光発電によるCO2削減量は、
スギ林2,000㎡分(約200本)の吸収量に相当します。
3⃣ 防災性
停電時に電気が使えます。
・停電時に、テレビやスマートフォンなどで
情報収集・安否確認ができます。
・蓄電池と組み合わせれば、より防災効果が高まります。
割りとシビアな私は、正直、
「え?これしかメリットないの?」と思いました(笑)
ですが、ここ最近の電気代の高騰や、この先値上げの一途をたどると言われている現状を鑑みると、
1.発電した電気は自分の家で使えるようになる。(自家発電・自家消費)
2.その分の電気は買う必要がなくなる。
= 電気代が安くなる。
もうこれだけでも導入するメリットがあるんじゃないか、と感じています。
4.まとめ
設置するのにパネル代や工事代などの初期費用はかかります。
ですが、最近は初期費用0円で設置ができる太陽光設備を提供している業者も出てきました。
家のローンを30年以上組むことを考えれば、何もなければ30年以上はすみ続けることになるマイホーム。
電気を使わない、なんて日は一日もないですよね。
むしろ、電気がないとどれだけ大変か、災害や計画停電などで経験をしていると思います。
電気の自給自足ができるようになれば、環境にも優しく、災害に備えられ、さらに電気代を抑えることに繋がります。
とはいえ、家をたてる予算に限りはあります。
なんでもつけられるに越したことはありませんが、自分で調べたり考えたり、どれが最善なんだろうと頭を使うのは非常に時間もかかりますし、とても大変だと思います。
そういうとき、頼りになるのがハウスメーカーや工務店などの住宅のプロフェッショナルだと思います。
分からないことは聞いて、一緒に悩んで、自分の求めるお家を建てる。
そうやって二人三脚してくれる建築会社に出会うことが、必要だと感じています。
ウエキ建設の代表である植木は、大工歴20年以上の経験を誇るプロフェショナルです。
ご家族が笑顔あふれるお家になるお手伝いをしてきました。
この先の将来、どんなお家が良いのか、ずっと考えています。
ZEHだけでなく、
お家のこと、
お金のこと、
なんでも無料でご相談にのります。
当社のホームページでは施工事例や、モデルハウスも公開中です。
少しでも「いいな」と思っていただけたら、ぜひ一度ご見学やご相談にお越しください。
この記事が、少しでも悩んでいるあなたのお役に立てたら幸いです。
次回 ⇨ 「ZEHのメリット・デメリット」
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